文型について

今回はちょっと難しい内容を勉強していきます。
文型というものですが、大きく5つの形があると言われています。
第0章で勉強しましたね。忘れてしまった方は「日本語と英語の違い」の記事で復習しましょう。
その中でも第2文型・第4文型・第5文型を勉強していきます。

14-1 第2文型

第2文型は主語+述語+補語で作りましたね。
My name is Taro.というような文になります。

この時のポイントは主語=補語となることでした。
主語=補語。私の名前=太郎となっていることがポイントです。
大体の場合、be動詞が来る時が多いですが、以下の4つの一般動詞のときは第2文型を取ること多いので、覚えておきましょう!

  1. look(~にみえる)※後に続くのは形容詞
  2. become(~になる)※後に続くのは名詞
  3. feel(~と感じる)※後に続くのは形容詞
  4. get(~の状態になる)※後に続くのは形容詞

また、「look like + 名詞」で「~のように見える」という表現もあるので覚えておきましょう。

例題1 次の日本文に合うように、()に適語を書きなさい。

(1)その男の人はそれほど年寄りには見えません。
The man ( ) ( ) so old.
(2)私はとても疲れました。
I ( ) very tired.
(3)彼女は昨日どんな様子でしたか? ー 元気そうに見えました。
How ( ) she ( ) yesterday ? – She ( ) fine.
(4)この絵は何に見えますか? ー 犬のように見えます。
What ( ) this picture ( ) like ? – It ( ) ( ) a dog.

(1)動詞はlookを用いますが、否定文になっているので注意です。
The man ( doesn’t ) ( look ) so old.

(2)「疲れた状態になる」と判断できるので、getが入ります。
I ( got ) very tired.

(3)「どのように見えていましたか」なのでlookを用いましょう。
How ( did ) she ( look ) yesterday ? – She ( looked ) fine.

(4)最後です。look likeの表現があることに注意しましょう。
What ( does ) this picture ( look ) like ? – It ( looks ) ( like ) a dog.

それでは、確認問題に挑戦しましょう。

確認問題44 次の日本文に合うように、()に適語を書きなさい。

(1)私たちは去年友達になった。
We ( ) ( ) last year.
(2)彼はすぐに元気になるでしょうか? ー ええ。
( ) he ( ) well soon ? – Yes, he will.
(3)あなたのお母さんは若く見えます。
Your mother ( ) young.

14-2 第4文型

第4文型は主語+述語+目的語+目的語で作りましたね。
You teach me English.というような文になります。

ここでのポイントは「~に~を」となっていることです。
一つ目には、二つ目には物や事がくることが多いです。

さらに前置詞のforやtoを使うことで、「~を、~に」と順番を逆にすることができます。
You teach me English.
You teach English to me.

例題2 次の日本文に合うように、()内の語を並べ替えなさい。

(1)駅までの道を教えてくれませんか?
Could you (the way, me, tell) to the station ?
(2)佐藤先生は私たちの英語の先生です。
Mr. Sato (us, teaches, to, English) .
(3)父が新しい時計を買ってくれた。
My father (a, bought, watch, me, new) .

(1)第4文型なので、「~に~を」となりますね。
Could you (tell me the way) to the station ?

(2)前置詞のforやtoを使って、「~を、~に」になりますね。
Mr. Sato (teaches English to us) .

(3)こちらも、「~に~を」となりますね。
My father (bought me a new watch) .

確認問題45 次の日本文に合うように、()内の語を並べ替えなさい。

(1)私は昨日、彼女に手紙を送った。
(a letter, her, I, sent) yesterday.
(2)トムは毎日、彼の犬に餌をあげます。
(to, his dog, gives, food, Tom) every day.

14-3 第5文型

第5文型は主語+述語+目的語+補語で作りましたね。
I call him John.というような文になります。

ここでのポイントは目的語=補語となっていることです。
上の文でいうと、him=Johnとなっていますね。

例題3 次の日本文に合うように、()内の語を並べ替えなさい。

(1)その本を読んで彼らは悲しくなった。
(sad, them, made, the book) .
(2)私を1人にしないでください。
(me, don’t, alone, leave), please.
(3)この花を英語では何と呼びますか?
(this flower, you, in English, call, do, what) ?

(1)主語+述語+目的語+補語の順番でしたね。
The book made them sad.
が答えです。them=sadになっていますね。

(2)命令文になっても順番は同じです。
Don’t leave me alone, please.

(3)疑問文になっても同じです。
What do you call this flower in English ?

これで文型は終了です。難しい内容だったと思いますが、よく頑張りました。
次回からは「不定詞」を学んでいきます。前半と後半の2回に分ける予定です。

確認問題46 次の日本文に合うように、()内の語を並べ替えなさい。

(1)彼らは赤ちゃんをトニーと名づけました。
(named, their baby, they, Tony) .
(2)彼らは息子を医者にするつもりです。
(will, a doctor, they, their son, make) .

確認問題の答え

確認問題44

(1)We ( became ) ( friends ) last year.
(2)( Will ) he ( get ) well soon ? – Yes, he will.
(3)Your mother ( looks ) young.

確認問題45

(1)(I sent her a letter) yesterday.
(2)(Tom gives food to his dog) every day.

確認問題46

(1)They named their baby Tony.
(2)They will make their son a doctor

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