音読みと訓読み - オシエール

漢字は五世紀ごろに日本に伝来してきたと言われています。その漢字の中国での読み方が、そのまま日本での音読みになりました。
それに対して、漢字の持っている意味に呼応する日本語の言葉（和語）を、その漢字の読み方として当てはめたものが訓読みです。

音読みはカタカナで表し、訓読みは平仮名で表すことが多いです。
また訓読みには送り仮名が付くことが多いこともポイントです。

熟語の読み方

漢字二文字からなる熟語は、そのさまざまな成り立ちから、音読みと訓読みを使い分けて、組み合わせて読んでいます。以下の4つのパターンがあります。

学習（がくしゅう）・土地（とち）・運動（うんどう）・書物（しょもつ）

台所（だいどころ）・先手（せんて）・地主（じぬし）・役場（やくば）

雨具（あまぐ）・強気（つよき）・見本（みほん）・荷物（にもつ）

刃物（はもの）・門出（かどで）・村人（むらびと）・足音（あしおと）

次の（１）～（４）の熟語の読み方の組み合わせを習った4パターンの中から選びなさい。
（１）雨具
（２）学習
（３）足音
（４）地主

いかがでしたでしょうか？
次回は「漢和辞典の使い方」について学んでいきます。
それでは、またお会いしましょう！

（１）訓読み＋音読み
（２）音読み＋音読み
（３）訓読み＋訓読み
（４）音読み＋訓読み