第2章、漢字の知識。今回は部首について学んでいきましょう!
漢字検定や定期テストによく出てきます。教養としても必要なので、しっかりと押さえておきましょう。
部首の種類
複数の漢字が共通してもち、形の上から分類するもとになるものを部首と言います。
部首は大きく7つに分類することが可能です。
- へん:漢字の左側につくもの
- つくり:漢字の右側につくもの
- かんむり:漢字の上側につくもの
- あし:漢字の下側につくもの
- たれ:漢字の上から左下に垂れるもの
- にょう:漢字の左から下側につくもの
- かまえ:漢字の外側を囲むもの
具体例と一緒に確認しましょう!
へん
- にんべん(仏・他・休)
- くちへん(叱・叫・叶)
- つちへん(地・坂・坊)
- てへん(打・払・扱)
- さんずい(汁・池・汗)
- ひへん(明・昭・昨)
- きへん(机・朽・村)
- のぎへん(私・科・秋)
- いとへん(級・紀・約)
- ごんべん(計・記・訓)
つくり
- りっとう(刈・列・別)
- ちから(功・幼・助)
- ふしづくり(印・即・卸)
- さんづくり(形・彫・彩)
- おおざと(那・邪・邸)
- おのづくり(断・斬・新)
- ふるとり(雄・雅・雑)
- おおがい(頂・順・頃)
かんむり
- なべぶた(交・京・卒)
- わかんむり(冗・写・冠)
- うかんむり(安・守・宇)
- くさかんむり(芝・花・芸)
- あなかんむり(穴・究・空)
- たけかんむり(竹・笑・第)
- あめかんむり(雨・雪・雲)
あし
- ひとあし(元・兄・充)
- にじゅうあし(升・弁・弄)
- したごころ(心・志・忘)
- れんが(点・烈・然)
- さら(皿・盆・益)
たれ
- がんだれ(厄・厚・厘)
- かばね(尽・屋・局)
- まだれ(広・序・床)
- とだれ(戻・房・扇)
- やまいだれ(病・疲・症)
にょう
- えんにょう(延・建)
- しんにょう(辺・巡・近)
- そうにょう(起・越・超)
- きにょう(魅)
かこい
- はこがまえ(区・匠・医)
- どうがまえ(同)
- つつみがまえ(匂・包)
- くにがまえ(国・囲・図)
- ぎょうがまえ(行・術・街)
- もんがまえ(門・閉・間)
確認問題
次の漢字の部首名を答えなさい。
(1)秋
(2)求
(3)包
(4)空
(5)雑
(6)延
(7)店
いかがでしたでしょうか?
次回は「音読みと訓読み」について学んでいきます。
それでは、またお会いしましょう!
確認問題の答え
(1)のぎへん
(2)したみず
(3)つつみがまえ
(4)あなかんむり
(5)ふるとり
(6)えんにょう
(7)まだれ
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