さて、今回より助動詞を学んでいきたいと思います!
前編と後半に分けて解説していきます。
13-1 助動詞の文の作りと助動詞の種類
実はみなさんはもうすでに助動詞を学んでいます!canとwillです。
なんだっけ~と思った方はこちらから復習してみましょう。
それでは早速、助動詞の文の作り方を見ていきましょう。作り方のイメージはbe動詞と同じです。
助動詞の文の作り
普通文
主語+助動詞+動詞の原形+~
ポイントは助動詞のあとは動詞の原形になるということです。
否定文
主語+助動詞+not+動詞の原形+~
疑問文
助動詞+主語+動詞の原形+~?
Yes,主語+助動詞/No,主語+助動詞+not
助動詞で聞かれたら、助動詞で答えます。
次に、助動詞の種類について紹介していきます。
前回学んだwillやcanもまとめておきます。
助動詞の種類
- will(過去形would)予想・予定・意思(未来)
意味:~だろう、~つもりだ - can(過去形could)①可能 ②許可
意味:①~できる ②~してよい - must(過去形なし)①義務 ②推定
意味:①~しなければならない ②~に違いない
※(must not)で禁止を表し、~してはならないという意味になる。 - may(過去形might)①許可 ②推量
意味:①~してよい ②~かもしれない - should 助言
意味:~すべきだ、~するといいよ - had better 提言・忠告
意味:~したほうがよい
それでは例題を解いていきましょう!
例題1 次の日本文に合うように、()内に適語を書きなさい。
(1)テレビを見てもいいですよ。
You () watch TV.
(2)あなたのペンを使ってもいいですか?-もちろん。
() () use your pen ? – Sure.
(3)4時に私の家に来てもらえますか?-いいですよ。
() () come to my house at four ? – OK.
(4)彼女は家族の朝食を作らなければなりません。
She () () breakfast for her family.
(5)この川で泳いではいけません。
You () () () in this river.
(1)「~してよい」を表す、canかmayを入れれば正解です。
You (may[can]) watch TV.
ちなみに、mayのほうがcanよりも上から目線で、許可を与えるといったニュアンスが強くなります。
(2)同じですね。「~してよい」を表す、canかmayを入れれば正解です。主語はIであることにも注意しましょう。
(May[Can]) (I) use your pen ? – Sure.
(3)「~できる」を表す、canを入れれば正解です。今回の主語はyouですね。
(Can) (you) come to my house at four ? – OK.
(4)「~しなければならない」を表す、mustを入れれば正解です。朝食を作るので、動詞にはmakeが入りますね。
She (must) (make) breakfast for her family.
(5)「~してはいけない」を表す、must notを入れます。これは強い禁止を表す表現です。
You (must) (not) (make) in this river.
それでは最後に確認問題に挑戦しましょう!
確認問題41 次の日本文に合うように、()内に適語を書きなさい。
(1)座ってもいいですよ。
() () sit down.
(2)この部屋を掃除してもらえますか?-わかりました。
() () clean this room ? – OK.
(3)明日は早く起きなければなりません。
I () () () early tomorrow.
次回も引き続き助動詞を学んでいきます。
慣用表現と言い換え表現の二つを勉強していきます!
確認問題の答え
確認問題41
(1)(You) (can/may) sit down.
(2)(Can) (you) clean this room ? – OK.
(3)I (must) (get) (up) early tomorrow.
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