前回は面積について学んでいきました。円の面積の公式は覚えていますか?
今回はまず、立体の体積の求め方から学んで行きましょう!
0−11 立体図形の体積
例題11 次の立体の体積を求めよ。

中学校になるといろんな形の立体を学んで行きます。なので、今回は名前に注目しながら解いていきましょう。
(1)名前は立方体。すべての面が正方形でできた立体です。
体積の求めかたは1辺×1辺×1辺で求められるので、
$4cm\times4cm\times4cm=64cm^3$となります。
(2)名前は直方体。長方形と正方形だけでできた立体です。
体積の求めかたは縦×横×高さで求められるので、
$2cm\times5cm\times3cm=30cm^3$となります。
(3)名前は円柱。底面が円でできた立体です。
体積の求めかたは底面積×高さで求められるので、
$4cm\times4cm\times3.14\times5cm=251.2cm^3$となります。
ついでに、他の角柱も確認しておきましょう。

中学生の空間図形では「錐」や「球」という図形を学んで行きます。最後に確認問題です。
確認問題11 立体の体積を求めよ。

0−12 データに関する用語
今回は例題も確認問題もありません。この分野は中学校になると計算問題とかが出てくるので、今のうちに言葉を整理しておきましょう。
度数:データの世界での人数や個数のこと。
範囲(レンジ):最小値と最大値の差のこと。
最頻値(モード):最も度数が多い値のこと。
平均値:値の合計を度数の合計で割った値のこと。
中央値:度数の真ん中の値のこと。(※度数が偶数の場合は中央2つの度数の平均値が中央値となる。)
これら3つをまとめて代表値と呼ぶ。
いかがでしたでしょうか?
これで第0章は最後です!次回より第一章、正の数・負の数に入っていきます!
それでは、また次回でお会いしましょう( ^_^)/~~~
確認問題の答え
確認問題11
$105cm^3$
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